温度を知らせる警告ラベルについて
「温度を知らせる警告ラベル」とは?
「温度を知らせる警告ラベル」(温度警告ラベル)は、製品外郭温度の国際規制値に準拠した、温度の警告表示を行うラベルです。
人が触れる可能性のある場所の「やけど」に対する警告表示は、51℃ 以上ある場所に掲示する必要があります。
従来型の警告ラベルとは異なり、温度を色の変化で注意喚起。一歩進んだ安全対策に効果を発揮します。
■製品外郭温度の規制値
規格番号 | 外郭(故意ではない接触) | |||
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金属(非コーティング) | 金属(コーティング) | プラスチック | ガラスなどの非金属 | |
IEC Guide 117 | 51℃ | 51℃ | 60℃ | 56℃ |
ISO 13732-1 | 51℃ | 51℃ | 60℃ | 56℃ |
CENELEC Guide 29 | 51℃ | 51℃ | 60℃ | 56℃ |
中央労働災害防止協会 ガイドライン |
1分間で51℃、1秒の接触で65℃、10秒であれば56℃ |
※「温度警告ラベル」は、50℃ 以上になると色の変化によって警告できるよう、示温性インクを採用しています。
温度警告ラベルの種類
■シンプルタイプ
■イラスト付きタイプ
ラベルの構造について
使用条件
- ■
- 温度警告ラベルは屋内での使用に限ります。また、通常想定し得る装置設置環境での使用を前提条件としています。
ラベルを貼り付ける対象物の表面温度が-20℃~60℃ の範囲でご使用ください。 - ■
- 高温、低温、多湿、乾燥過多をはじめとする過酷な条件下や、特殊ガスにさらされる環境などでの使用は、想定していません。
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- 屋内で使用する場合でも、窓などから差し込む太陽光に長時間さらされる環境での使用には適していません。
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- 耐用年数(使用期間)は屋内での使用において、太陽光が当たらない、水・油・薬液などの液体の付着が無い、その他一定の条件の下で5年を目安にしていますが、保証値ではありません。
有害化学物質について
『警告ラベル.com』のオンデマンド警告ラベルでは、RoHS指令(2011/65/EU)における対象物質の含有量は閾値以下となっています。