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レーザラベルについて

レーザラベルとは?

「レーザ機器及びその使用者のための安全指針 ― IEC 60825-1:2014」は、レーザ製品の安全基準を示す国際規格です。この規格では、波長範囲180nm~1mmのレーザを放出するレーザ製品の安全基準が定められています。
2014年に、第3版となる「IEC 60825-1:2014」が発行され、日本国内においてもIEC規格に整合させる目的で、「レーザ製品の安全基準 ― JIS C 6802:2014」として改正されました。

該当するレーザ製品には、「JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)」に準拠したラベルを貼り付けなければなりません。ただし、2014年の改訂内容は、米国食品医薬品局―FDA(Food and Drug Administration)のレーザ製品の規定である「21 CFR Part 1040.10 and 1040.11」では認められていないため、米国向けの製品には使用できません。 

また、英国および欧州EN規格の「レーザ製品の安全性 ― 第1部:機器の分類及び要求事項 BS EN 60825-1:2014+A11:2021」および「レーザー製品の安全性 ― 民生用レーザー製品の特定要求事項 BS EN 50689:2021」は、移行期間を経て2023年6月21日から強制力を持つようになりました。

『警告ラベル.com』では、「JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)」および「JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007)」に準拠した、各種レーザラベルを提供しています。

「レーザ製品の安全基準(追補1)JIS C 6802:2018」、「レーザ製品の安全性 ― 第1部:機器の分類及び要求事項 BS EN 60825-1:2014+A11:2021」および「レーザー製品の安全性 ― 民生用レーザー製品の特定要求事項 BS EN 50689:2021」に準拠したラベルは、オーダーメイドラベルとして対応します。

レーザ製品のクラス分け

「JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)」では、レーザ放射による被爆放出レベルや、レーザ出力、波長範囲などに応じて、レーザ製品のクラス分けが行われています。
レーザは直視しないことが望ましいのですが、クラス1、2のように出力の弱いものについては直視しても安全です。クラス3以上の出力の強いレーザは、直視すると失明や皮膚の障害が生じる危険性がありますので、注意が必要です。

クラス 1 レーザ製品

180nm~1mmの波長範囲にあり、直接ビーム内観察を長時間行っても、またそのとき望遠光学系を用いても安全であるレーザ製品。
対象製品が「JIS C 6802:2014」のクラス分けから除外されたとしても、「レーザ製品の安全基準(追補1)JIS C 6802:2018」の「JB.3 従来形のランプとして機能するように設計されたレーザ製品(4.4)」に定められた基準を満たす場合、その製品はクラス1に分類されます。

クラス 1C レーザ製品

2014年の改訂で新設されたクラス。
医療,診断,手術,又は脱毛,しわ取り,にきび取りのような美容への用途として,皮膚または眼部以外の体内組織にレーザ光を直接照射することを意図したレーザ製品。
出力するレーザ放射は、クラス3R、クラス3B又はクラス4のレベルの場合もあるが、一つ以上の技術的手段によって目への露光を防止するものである。

クラス 1M レーザ製品

302.5nm~4,000nmの波長範囲にあり、裸眼(光学器具を用いない。)で、直接ビーム内観察を長時間行っても安全であるレーザ製品。

クラス 2 レーザ製品

400nm~700nmの波長範囲の可視光を放射するレーザ製品。
瞬間的な被ばくのときは安全であるが、意図的にビーム内を凝視すると危険。
クラス2は,クラス2Mとは異なり,光学器具を用いても目に障害が生じるリスクは増加しない。

クラス 2M レーザ製品

400 nm~700 nm の波長範囲の可視光を放射するレーザ製品。
光学器具を用いない裸眼に対してだけ短時間の被ばくは安全だが、双眼鏡のような望遠光学を用いた露光は、目の障害を引き起こす可能性がある。

クラス 3R レーザ製品

レーザ放射出力のレベルが、クラス2の5倍又はクラス1の5倍であることから,障害が生じるリスクが比較的小さいレーザ製品。
リスクが比較的低いので,製造業者への要求事項及び使用者のための各国の規則による管理基準を,クラス3Bよりも緩和している。
障害が生じるリスクは露光時間とともに増大し,最悪な条件下での目の露光及び意図的な直接的ビーム内観察による露光は危険。

クラス 3B レーザ製品

目へのビーム内露光が生じると、偶然による短時間の露光でも、通常危険なレーザ製品。
拡散反射光の観察は通常安全。
軽度の皮膚障害又は可燃物の点火を引き起こす可能性がある。

クラス 4 レーザ製品

ビーム内の観察及び皮膚への露光は危険であり,また拡散反射の観察も危険となる可能性があるレーザ製品。
これらのレーザは,場合によっては火災の危険性が伴う。

JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014) レーザラベル

「JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)」では、レーザ製品のクラスごとにレーザラベルの内容が細かく定められています。
また、「JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007)」から「JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)」への改正に当たっては、レーザ放射ラベルの内容が大きく変更されました。レーザ製品の製造業者は、対象製品の規格年号に合わせ、その規格に準拠したレーザ放射ラベルを貼り付ける必要があります。

クラス 1Cおよびクラス 2以上のレーザ放射ラベルへの「最大出力」「パルス継続時間」「放射する波長」の記載や、「レーザ製品の安全基準(追補1)JIS C 6802:2018」に準拠したラベルは、オーダーメイドラベルとして対応します。制作したオーダーメイドのレーザ放射ラベルは、マイページから通常のラベルと一緒にご注文いただけます。

■JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014) レーザ放射ラベル

2014年の改訂で追加されたクラス 1Cについても、ラベルの内容が定められています。
また、各クラスのラベルの注意文も改定されています。

■JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014) アクセスパネルラベル

各パネルを取り外したり移動したりした際に、レーザ放射に人体が被ばくするおそれがある場合には、アクセスパネルラベルを貼り付ける必要があります。

■JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014) セーフティインターロックパネルラベル

セーフティインターロックを容易に解除することができ、レーザ放射に人体が被ばくするおそれがある場合は、セーフティインターロックラベルを貼り付ける必要があります。

■JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014) 皮膚及び前眼部への潜在的危険性に対する警告ラベル

2014年の改訂より、安全なクラス 1 レーザ製品においても、比較的高出力の高発散性ビームをもつレーザ装置の場合は、最近接点での被ばく放出量の測定が必要になります。その値がクラス 3B を超える場合は、皮膚及び前眼部障害に関する追加の警告表示及び使用者への情報提供が必要です。

シンボルマークなし
規格 JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)
レーザ波長帯域 400~700nmの場合 400~700nmの範囲を外れる場合 400~700nmの範囲の内と外の両方にある場合 アクセスパネル セーフティインターロックパネル 皮膚及び前眼部への潜在的危険性に対する警告ラベル 
クラス 1    
※1 ※4 ※5 ※6
クラス 1C      
※1 ※2 ※1 ※2 ※1 ※2
クラス 1M
※1 ※4 ※5 ※1 ※4 ※5 ※1 ※4 ※5     ※6
クラス 2    
※1 ※2 ※4     ※6
クラス 2M    
※1 ※2 ※4     ※6
クラス 3R
※1 ※2 ※3 ※4 ※1 ※2 ※3 ※4 ※1 ※2 ※3 ※4     ※6
クラス 3B  
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3    
クラス 4  
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3    
  • ※1 このラベルを使用する場合は、近くにレーザ光を示す『警告シンボルマーク』を貼り付ける必要があります。
  • ※2 このラベルを使用する場合は、レーザ放射の「最大出力」、「パルス継続時間(該当する場合)」、「放射する波長」を記載する必要があります。
  • ※3 このラベルを使用する場合は、レーザ開口部に『レーザ開口部ラベル』を貼り付ける必要があります。
  • ※4 このラベルを使用する場合は、併せて『皮膚及び前眼部への潜在的危険性に対する警告ラベル』を貼り付ける必要があります。
  • ※5 クラス 1、クラス 1Mのレーザ製品は、波長帯域に応じたレーザ放射ラベルの代わりに、同じ情報をドキュメントなどに記載することで代用可能です。
  • ※6 このラベルは、必ずレーザ製品に貼り付ける必要があります。
シンボルマークあり
規格 JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)
レーザ波長帯域 400~700nmの場合
(レーザ放射)
400~700nmの範囲を外れる場合
(不可視レーザ放射)
400~700nmの範囲の内と外の両方にある場合
(可視および不可視レーザ放射)
アクセスパネル セーフティインターロックパネル 皮膚及び前眼部への潜在的危険性に対する警告ラベル
クラス 1    
※4 ※5 ※6
クラス 1C      
※2 ※2 ※2
クラス 1M
※4 ※5 ※4 ※5 ※4 ※5     ※6
クラス 2    
※2 ※4     ※6
クラス 2M    
※2 ※4     ※6
クラス 3R
※2 ※3 ※4 ※2 ※3 ※4 ※2 ※3 ※4     ※6
クラス 3B  
※2 ※3 ※2 ※3 ※2 ※3    
クラス 4  
※2 ※3 ※2 ※3 ※2 ※3    
  • ※1 このラベルを使用する場合は、近くにレーザ光を示す『警告シンボルマーク』を貼り付ける必要があります。
  • ※2 このラベルを使用する場合は、レーザ放射の「最大出力」、「パルス継続時間(該当する場合)」、「放射する波長」を記載する必要があります。
  • ※3 このラベルを使用する場合は、レーザ開口部に『レーザ開口部ラベル』を貼り付ける必要があります。
  • ※4 このラベルを使用する場合は、併せて『皮膚及び前眼部への潜在的危険性に対する警告ラベル』を貼り付ける必要があります。
  • ※5 クラス 1、クラス 1Mのレーザ製品は、波長帯域に応じたレーザ放射ラベルの代わりに、同じ情報をドキュメントなどに記載することで代用可能です。
  • ※6 このラベルは、必ずレーザ製品に貼り付ける必要があります。

■レーザ放射ラベル(簡易版)

2014年の改訂で、従来の文言による注意書きではなく、視覚的な図で表したラベルが新設されました。

規格 JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)
レーザ波長帯域 400~700nmの場合
(レーザ放射)
400~700nmの範囲を外れる場合
(不可視レーザ放射)
400~700nmの範囲の内と外の両方にある場合
(可視および不可視レーザ放射)
クラス 1
※2 ※3 ※4
クラス 1C
※2 ※3 ※2 ※3 ※2 ※3
クラス 1M
※2 ※3 ※4 ※2 ※3 ※4 ※2 ※3 ※4
クラス 2    
※2 ※3
クラス 2M    
※2 ※3
クラス 3R
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3
クラス 3B
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3
クラス4
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3
  • ※1 このラベルを使用する場合は、レーザ放射の「最大出力」、「パルス継続時間(該当する場合)」、「放射する波長」を記載する必要があります。
  • ※2 このラベルを使用する場合は、レーザ開口部に『レーザ開口部ラベル』を貼り付ける必要があります
  • ※3 このラベルを使用する場合は、併せて『皮膚及び前眼部への潜在的危険性に対する警告ラベル』を貼り付ける必要があります。
  • ※4 クラス 1、クラス 1Mのレーザ製品は、波長帯域に応じたレーザ放射ラベルの代わりに、同じ情報をドキュメント等に記載することで代用可能です。

■レーザ開口部ラベル

2014年の改訂で、クラス 3R、3B、4のレーザ製品には、レーザ開口部にレーザ開口部ラベルを貼り付ける必要があります。

規格 JIS C 6802:2014(IEC 60825-1:2014)
レーザ開口部
レーザ放射の出口
被爆を回避のこと ー この開口からレーザ放射がでる
<代替ラベル>

JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007) レーザラベル

『警告ラベル.com』では、2007年に発行された(JIS版の発行は2011年)「JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007)」に準拠した、各種レーザラベルも提供しています。
なお、欧州EN規格「EN 60825-1:2014」は2017年6月19日から強制力を持つようになっため、EUで上市される製品には使用できません。

シンボルマークなし
規格 JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007)
レーザ波長帯域 400~700nmの場合
(レーザ放射)
400~700nmの範囲を外れる場合
(不可視レーザ放射)
400~700nmの範囲の内と外の両方にある場合
(可視および不可視レーザ放射)
アクセスパネル セーフティインターロックパネル
クラス 1    
※1
クラス 1M
※1 ※1 ※1    

(皮膚への火傷表記)

(皮膚への火傷表記)

(皮膚への火傷表記)
   
※1 ※1 ※1    
クラス 2    
※1 ※2    
クラス 2M    
※1 ※2    

(皮膚への火傷表記)
       
※1 ※2    
クラス 3R
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3    
クラス 3B
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3    
クラス 4
※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3 ※1 ※2 ※3    
  • ※1 このラベルを使用する場合は、近くにレーザ光を示す『警告シンボルマーク』を貼り付ける必要があります。
  • ※2 このラベルを使用する場合は、レーザ放射の「最大出力」、「パルス継続時間(該当する場合)」、「放射する波長」を記載する必要があります。
  • ※3 このラベルを使用する場合は、レーザ開口部に『レーザ開口部ラベル』を貼り付ける必要があります。
シンボルマークあり
規格 JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007)
レーザ波長帯域 400~700nmの場合
(レーザ放射)
400~700nmの範囲を外れる場合
(不可視レーザ放射)
400~700nmの範囲の内と外の両方にある場合
(可視および不可視レーザ放射)
アクセスパネル セーフティインターロックパネル
クラス 1    
クラス 1M

(皮膚への火傷表記)

(皮膚への火傷表記)

(皮膚への火傷表記)
   
クラス 2    
※2    
クラス 2M    
※2    

(皮膚への火傷表記)
       
※2    
クラス 3R
※2 ※3 ※2 ※3 ※2 ※3    
クラス 3B
※2 ※3 ※2 ※3 ※2 ※3    
クラス4
※2 ※3 ※2 ※3 ※2 ※3    
  • ※1 このラベルを使用する場合は、近くにレーザ光を示す『警告シンボルマーク』を貼り付ける必要があります。
  • ※2 このラベルを使用する場合は、レーザ放射の「最大出力」、「パルス継続時間(該当する場合)」、「放射する波長」を記載する必要があります。
  • ※3 このラベルを使用する場合は、レーザ開口部に『レーザ開口部ラベル』を貼り付ける必要があります。

■レーザ開口部ラベル

規格 JIS C 6802:2011(IEC 60825-1:2007)
レーザ開口部
レーザ開口部
レーザ開口部

クラス 2以上のレーザ放射ラベルのご注文方法

『警告ラベル.com』では、クラス 2 以上のレーザ放射ラベルの「最大出力」「パルス継続時間」「放射する波長」の記載を、オーダーメイドラベルとして対応します。オーダーメイドラベルのご注文の流れについては、下記をご参照ください。

各種規格に準拠したレーザラベルのご注文方法

『警告ラベル.com』では、「レーザ製品の安全基準(追補1)JIS C 6802:2018」、「レーザ製品の安全性 ― 第1部:機器の分類及び要求事項 BS EN 60825-1:2014+A11:2021」および「レーザー製品の安全性 ― 民生用レーザー製品の特定要求事項 BS EN 50689:2021」に準拠したラベルは、オーダーメイドラベルとして対応します。オーダーメイドラベルのご注文の流れについては、下記をご参照ください。